識別情報のエリア
レファレンスコード
タイトル
日付
- 1969-01-01 - 1995-12-31 (作成)
記述レベル
フォンド
数量と媒体
大阪・釜ヶ崎に来た1969年から、機材をデジタルに切替えた1995年頃までに撮影されたネガフィルムを自身の手で年代順にまとめたアルバム計40冊分。
コンテクストのエリア
作成者名
履歴
1947年、香川県小豆島うまれ。日本写真専門学校卒。
作品集として『ドヤ街 釜ヶ崎』晩聲社(1986年)『単身生活者』海風社(1990年)『定点観測・釜ヶ崎』葉文館出版(1999年)など。
リポジトリ
アーカイブズ資料の来歴
2019年1月7日から神戸大学人文科学研究科・原口剛研究室に移管。サンプル写真のデジタル化を試行。2019年1月31日から共同利用・共同研究拠点である大阪市立大学都市研究プラザのアーカイブ設備と記録と表現とメディアのための組織の技術協力でスキャン作業を始動。2019年4月14日、複数の機関で共同運用中のデジタルアーカイブ基盤に参照用リポジトリとして公表。2020年4月1日、解題サイト公表。https://project.log.osaka/nakajima/
直接の取得先または移管元
本人
内容と構造のエリア
範囲と内容
大阪万博にともない「あいりん総合センター」が出来るまで旧小字・東四條に「寄せ場」があり全港湾建設支部西成分会(1969年)暴力手配師追放釜ヶ崎共闘会議(釜共闘 1972年)の闘争等を経て諸権利の獲得に至る、1970年代のアルバム約10冊、夏祭りや越冬闘争も定着して夜間学校等の試みに至る1980年代末までの約10冊、ドヤ街の建て替えラッシュを経てバブル末期に日雇労働者が大量の野宿者化をみながら関西国際空港の建設飯場に至る1990年代半ばまでの約20冊からなる。
この期間をつうじて中島敏のカメラは釜ヶ崎の街頭にみる日常を切り取ると同時に、頭上に増殖する監視カメラ、ドヤ形態の変遷等を外観からとらえるのみならずドヤ内部の構造、単身生活者の衣食住をはじめ、みずから身を寄せた労働現場あるいは飯場の様子・弁当の中身まで垣間見せてくれる。他に戦前の史料複写・暮石慰霊碑など『定点観測』等のための記録写真を多数含む。
評価選別、廃棄、スケジュール
コンタクトシートに手書きされた本人指定コマに加え研究上史料価値のたかいものからデジタル化し個人情報等に配慮のうえ公表できる写真については順次この参照用リポジトリに登録していく計画である。ミスショットや構図の重複した連続コマからは最良のものを抽出することがあるが、一点ものはデジタル画像処理技術を用いて可能な限りの復元を試みる。
追加資料
編成システム
アクセスの条件のエリア
アクセスの条件
複製の条件
言語資料
資料のスクリプト
言語とスクリプトの注記
物理的特徴と技術的要件
検索手段
関連資料エリア
原本の存在と所在
神戸大学人文学研究科・原口剛研究室(ネガフィルム・アルバム 計40冊)
記録と表現とメディアのための組織(48bit RGB / 2400dpi TIFF画像数千点)
コピーの存在と所在
スキャン作業中フィルム現物は大阪市立大学都市研究プラザ(アーカイブ室)
また閲覧用資料として複写プリントが部分的に西成情報アーカイブにある。
関連する記述単位
注記のエリア
別の識別子
アクセスポイント
主題アクセスポイント
名称アクセスポイント
ジャンルのアクセスポイント
記述コントロールのエリア
記述の識別子
機関識別子
ルールおよび使用した規則
状態
改訂中
詳細さの水準
部分的
日付の作成 訂正 削除
言語
文字
参考文献
アーキビストの注記
編纂中(さくらだ)
Supported by JSPS 科研費 16K16955 + 19K02109.